無料で使えるVPSサーバーまとめ
VPSサービスの中には、無料枠や初めての方にお試しように無料クレジットを配布しているサービスがあります。そんな、無料で使えるVPSサーバーをまとめました。
更新日: 2024.2.21公開日: 2022.3.1
無料で使えるVPSサーバー
完全無料で使えるのはGoogleのGCEだけ
従量課金のGoogle Cloud Platformですが、「Always Free(永久無料)」と呼ばれる無料枠が存在します。
Always Free | Google Cloud Platform
Always Free枠の中には、仮想コンピューティングサービス(VPS)である「Compute Engine(GCE)」も含まれていて、us-east1、us-west1、us-central1リージョンのe2-microインスタンスが永久無料で利用できます。
クレジットカードの登録が必須で、無料枠を越えれば課金されますが、無料で運用が出来る唯一のVPSサーバーです。
無料試用期間があるVPSサービス
永続的に無料でなくても、とりあえず無料でVPSを試してみたいという方は、無料試用期間があるVPSサービスがオススメ。
さくらのVPS
「VPSと言えばさくら」と言われるほど定番なVPSサービス・さくらのVPS。
申込時にクレジットカード支払いを選択することで、2週間の無料お試し期間が自動で付与されます。クレジットカードの登録は必要ですが、合わなかったら期間内に解約すれば請求されることもないので安心してお試しができます。
¥ 643〜公式サイト
さくらのVPS
by さくらインターネット
安心と安定で人気。VPSの定番ホストと言えばココ!
レンタルサーバーの大手・さくらインターネットが手がけるVPSサービスが「さくらのVPS」。安心と安定で評価が高く、初期費用無料でスタートできるのも嬉しいポイント。
GMOクラウド VPS
GMOクラウド VPSでは、V4プラン(4コア・4GBメモリ)以下のプランには14日間の無料試用期間が設定されているため、14日間ではありますが無料で使うことができます。
¥544〜公式サイト
GMOクラウド VPS
by GMOクラウド
14日間の無料試用期間があるVPS
日本国内のVPSサービスには珍しく、14日間の無料試用期間があるVPSサービス。プランの幅も広く、エントリーから64GBメモリの物理専用サーバークラスまで選ぶことができます。
クーポン利用で一定期間無料で使えるVPSサービス
VPSサービスの中には、初回限定でサーバー利用に使えるクレジットを配布しているサービスがあります。
そうしたサービスを利用すれば、クレジットの有効期間内は無料でVPSサーバーが利用できます。
ConoHa VPS
ConoHa VPSでは、新規アカウント作成ユーザー限定で、最大でVPSが1ヶ月分無料で使えるConoHaクレジットをプレゼントするクーポン・キャンペーンなどを開催しています。
クレジットの金額や開催時期などは変わることがありますが、継続的に何かしらのキャンペーンが開催されているので、ConoHa VPSを使う際は、必ずキャンペーンページをチェックしましょう。
初回限定1ヶ月無料クレジットは、これまでは700円分でしたが現在は800円に増額しています。下記のバナーから新規会員登録するともらうことが出来ます。
¥ 682〜公式サイト
Conoha VPS
by GMOインターネット
多様なOSと機能でクラウドみたいに使えるハイコスパVPS
Conoha VPSは、コスパの高さと使いやすさで人気のVPSサービス。豊富なテンプレートイメージですぐにアプリケーションを起動できるほか、ゲームサーバーとしても人気です。
WebArena Indigo
NTTPCコミュニケーションズの格安VPSサービスが「WebArena Indigo」。WebArena Indigoでは、新規会員向けに500円分のクレジットを付与するクーポンを常時配布しています。
クーポンは新規会員時にクーポンフォームに「Indigo500」を入力するとアカウントに適用され、30日間有効。クーポンはアカウントクレジット扱いで利用料金から直接引かれるため、500円分、最大30日間無料で使うことができます。
¥ 319〜公式サイト
WebARENA Indigo
by NTTPCコミュニケーションズ
国内最安値・月額319円から「普通に使える」VPS
NTT PCが運営するVPSサービス。国内最安値である月額319円からの激安プランが特徴で、「安いのに普通に使える」VPSサービスとして人気急上昇中。
WebARENA IndigoPro
NTTPCコミュニケーションズのハイエンドVPSサービスがWebARENA IndigoProでは、10,000円分の利用料金が無料になるクーポンを配布しています。クーポンは適用後30日間有効で、利用料金から直接引かれるため、1万円分、最大30日間無料で使うことができます。
新規でWebARNEA IndigoProを申し込みをする際に、クーポンコード「IndigoPro10000」を入力することで、クーポンコードが適用されます。
¥5,200〜公式サイト
WebARENA IndigoPro
by NTTPCコミュニケーションズ
プロ向けの上位スペックVPS
最大32コア・64GBメモリにまで対応するプロ向けの上位スペックVPS。1時間単位の課金にも対応しているため、クラウドに近い感覚で使うことができます。
Vultr
海外のVPSサービスであるVultrには、紹介コードを使うことで100ドル分の期間限定クレジットがもらえる制度があります。この制度を使えば、一定期間ですが無料でVPSサーバーが使えます。
紹介コードを知らない方は、下記のリンクから登録をすると100ドル分のクレジットがもらえます。
$ 2.50〜公式サイト
Vultr
by Constant Company, LLC
月額2.5ドルからレンタル可能な激安VPS
月額2.5ドルからレンタル可能な激安VPS
Digital Ocean
海外VPSベンダーのDigital Oceanも、Vultrと同じ紹介コードを使うことで60日間使える100ドル分のクレジットがもらえます。
2カ月で100ドルというのは中々使い切れる金額ではないですが、Digital Oceanはシンプルで使いやすいVPSなので、とりあえずVPSを無料で始めたいという方に最適です。
紹介コードを持っていない方は、下記のリンクから登録すると100ドル分のクレジットプレゼントの対象になります。
$ 5.00〜公式サイト
Digital Ocean
by DigitalOcean, LLC
月額5ドルから始められる、クラウドに近い総合サーバーサービス
月額5ドルから始められる、クラウドに近い総合サーバーサービス
無料VPSサーバーを使う際の注意点
無料枠を超えた課金に備えよう
完全無料のGCEを使うにしても、ConoHa VPSなどのクーポンやクレジットがもらえるVPSを使うにしても、無料枠やクレジット以上を使えば課金がスタートします。
課金がスタートすると正規料金での支払いになるので、クレジットがたくさんあるからといって、ハイスペックVPSを立ててみたり、複数のVPSを同時に立ち上げた状態で放置すると、クレジットが終わったところで高額な請求が発生してしてしまいます。
そうした状態にならないためにも、Googleカレンダーなどで通知を出すなどして、課金にならないように対策をしましょう。
無料期間の終了への備えをしておこう
クーポンで一定期間無料利用出来るVPSは、期間が終われば有料になります。無料VPSサービスも、いつ無料が終了するかわかりません。そうした意味で、無料でVPSを使うにしても「後々有料サービスを使う」という前提で使う方が良いでしょう。
完全無料にせよ、無料期間利用にせよ、VPSがどういったものかを試してみたり、どれくらいのことが出来るかをテストする用途に使って、試用が終わった際に備えて、自分の用途にあったVPSを探しておくのも大事です。
とにかく安いVPSという方は、安いVPSは下記の記事にまとまってるので参考にしてみてください。
最強最安値VPSを探せ!月額500円未満のVPSを徹底比較 | SERVERSUS
不正は行わないようにしよう
無料枠のVPSで迷惑行為などを行ったり、無料でもらえるクレジットを不正に複数回入手するなどの不正は行わないようにしましょう。
無料枠はあくまでVPSサービス側が「サービスを体験してもらうため」に用意しているものなので、迷惑を行為を行うと特典が無くなってしまう可能性があります。
自分は良くても、これからVPSをはじめたいユーザーにとって不利益になりますので、不正はしないようにしましょう。
この記事で紹介したサブスクサービス
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