簡単便利!ゲームサーバーに最適なVPSまとめ
自分だけのサーバーを建てることで、ゲームのオンラインプレイをより広げてくれるゲームサーバー。難しそうなイメージがあるゲームサーバーですが、実は最適なVPSサービスを選べば簡単に使うことが出来ます。
更新日: 2023.12.15公開日: 2023.1.30
ゲームサーバーとは何か?
ゲームプレイにサーバーを介する場合は、運営元が提供しているサーバーにアクセスしてゲームをプレイするのが通常ですが、一部のPCゲームには、自分で建てたサーバーでゲームプレイが出来る機能を搭載している場合があります。
この場合、自分の建てたサーバーなので、自由にルールを決めたり、自分の好きな仲間だけで閉鎖した空間でゲームプレイを楽しむことが出来ます。
ゲームサーバーに対応したゲームでは、マインクラフトやARKなどのオンラインプレイが定番です。
ゲームサーバー向けVPSを選ぶ際のポイント
ゲームサーバー用にVPSを選ぶ際は、いくつか注意ポイントがあります。
- セキュリティ
- シャットダウン時の課金
- インストールの容易さ
VPSはセキュリティを重視して選ぼう
ゲームサーバーでゲームをプレイする場合、閉鎖されたサーバーとはいえ、インターネット上にサーバーを開放していることになるため、セキュリティが重要です。
最近のVPSはセキュリティ設定を管理画面から簡単に行うことが出来るサービスが多いですが、IPアドレスが漏洩してしまうとハッキングされたり、攻撃の踏み台にされてしまうことがあるので、セキュリティ機能がしっかりあるサービスを選びましょう。
VPSは専用サーバーなので、Linuxの知識があればワイヤーウォールでセキュリティを高めることが可能ですが、専門知識が必要なため、サービス側がネットワーク単位でブロックしてくれる機能があるVPSサービスを選ぶのが重要です。
シャットダウン時の課金も考慮しよう
VPSを使う際で気になるのが課金でしょう。VPSサーバーの場合、月単位での課金が基本ですが、中には時間単位で課金するサービスもあるため、コストを抑えたいなら「使う時だけ課金」するVPSを選ぶとコスパが高くなります。
注意したいのは、時間単位課金のVPSでも「サーバーを削除しないと課金する」というサービスが多い点です。「シャットダウンしておけば課金されないだろう」と思っていたら、しっかり課金されてしまったというケースはよくあります。
AmazonのAWSやGoogle Google Cloudは、マシンをシャットダウンしていれば課金されませんが、こちらはIPをリザーブドしていると、IPアドレスに対して課金されてしまうので、注意が必要です。
初心者はインストールの容易さを一番に考えよう
ゲームサーバーは、サーバーアプリをダウンロードして起動させれば動くものがほとんどですが、VPSの場合コマンドラインでインストールや起動を行うため、コマンドラインに慣れていない方にはかなりハードルが高くなります。最近では、VPSでもWindowsサーバーを提供していることが多く、GUIでもゲームサーバーを立ち上げることが出来ます、料金が割高になります。
そうした意味では、管理画面から簡単にゲームサーバーをインストール・立ち上げが出来るVPSを選ぶのがベストです。
ゲームサーバーのOSイメージをデフォルトで提供してくれるサーバーは、
- ConoHa for Game(ゲーム機能がConoHa VPSから分離)
- さくらVPS
- Xserver VPS/Xserver for Game
などがあります。
¥ 682〜公式サイト
Conoha VPS
by GMOインターネット
多様なOSと機能でクラウドみたいに使えるハイコスパVPS
Conoha VPSは、コスパの高さと使いやすさで人気のVPSサービス。豊富なテンプレートイメージですぐにアプリケーションを起動できるほか、ゲームサーバーとしても人気です。
¥ 643〜公式サイト
さくらのVPS
by さくらインターネット
安心と安定で人気。VPSの定番ホストと言えばココ!
レンタルサーバーの大手・さくらインターネットが手がけるVPSサービスが「さくらのVPS」。安心と安定で評価が高く、初期費用無料でスタートできるのも嬉しいポイント。
¥ 830〜公式サイト
Xserver VPS
by エックスサーバー株式会社
後発ながらも格安でハイスペックなVPSサービス
レンタルサーバー人気No.1とも言われるXserverが手がけるVPSサービス。他社よりも安い料金プラン、豊富なOS・アプリケーションイメージと、後発ならではの隙のない満足度が高いVPSサービスです。
ゲームサーバーならこのVPSがオススメ
日本のゲームサーバーサービスではConoHa for Gameがダントツ人気
数あるゲームサーバーサービスの中でも、日本国内のサービスで人気なのがVPSサービスを提供するConoHaのゲームサーバーサービス「ConoHa for Game」。人気の理由は「対応ゲームテンプレートが多い」という点です。
アプリケーションテンプレートとは、VPSサーバーの立ち上げ時に、Web管理画面からアプリケーションを選ぶだけで、自動でゲームサーバーを立ち上げることが出来る点、時間単位で利用が出来る点です。
ConoHa for Gameがアプリケーションテンプレートを用意するゲームは、下記のものがあります。
- ARK
- Assetto Corsa
- CS:GO
- Factorio
- Minecraft JAVA版
- Minecraft 統合版
- テラリア
- Rust
- Valheim
- 7 Days to Die
- Team Fortress 2
- Project Zomboid
- Unturned
- ARMA 3
知識がなくすぐにゲームサーバーを建てたい方は、ConoHa for Gameはファーストチョイスと言っても過言ではないでしょう。
なお、ConoHa for Gameのリリース前はConoHa VPSでゲームサーバーを立ち上げることが可能でしたが、ConoHa for Gameのリリースに合わせて、ConoHa VPSではゲームサーバーのイメージ提供が終了する予定です。
性能は業界No.1!Xserver for Game
VPSには後発として乗り込んできた、レンタルサーバーの業界No.1・XserverのVPSサーバーのゲーム専用サービス。機能や性能はXserver VPSと同じで、ゲームテンプレートの豊富も非常に豊富。
中でも注目したいのがサーバーの基本性能。他社サーバーが今となっては旧世代となるInte Xeonサーバーで稼働しているのに対して、Xserver for Gameは最新世代のAMDのサーバー向けCPU・AMD EPYCTシリーズの第3世代を採用したサーバーで稼働しています。
単純なCPU性能で見ても5馬以上となるため、性能面で見たコスパはXserver for Gameが最強です。
¥ 830〜公式サイト
Xserver VPS
by エックスサーバー株式会社
後発ながらも格安でハイスペックなVPSサービス
レンタルサーバー人気No.1とも言われるXserverが手がけるVPSサービス。他社よりも安い料金プラン、豊富なOS・アプリケーションイメージと、後発ならではの隙のない満足度が高いVPSサービスです。
とにかく安くしたいならWebArena Indigo
ある程度、Linuxサーバーの知識がある方は、月額319円からゲームサーバーを運用できるNTT WebArena Indigoがコスパ最強です。
WebArena Indigoは格安なだけでなく、最大で32Gプランまであるので、規模に合ったプランを選ぶことが出来ます。
¥ 319〜公式サイト
WebARENA Indigo
by NTTPCコミュニケーションズ
国内最安値・月額319円から「普通に使える」VPS
NTT PCが運営するVPSサービス。国内最安値である月額319円からの激安プランが特徴で、「安いのに普通に使える」VPSサービスとして人気急上昇中。
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