コレで十分!月額300円未満の激安レンタルサーバー
レンタルサーバーの中でも月額300円未満という激安なサーバーを比較します。
更新日: 2023.12.15公開日: 2022.2.15
なぜ激安レンタルサーバーが良いのか?
永遠に課金されるから
サイト運営やメールを使うレンタルサーバーは、サイトを「公開し続ける限り永遠にレンタル」をしなくてはなりません。その意味では、レンタルサーバーはサブスクの中でも珍しい「一度契約したら滅多に解約しない」サブスクです。
毎月数百円くらいなら、1ヶ月や1年ならあまり気になりませんが、10年とレンタルすると数万円にもなるのがサブスクの怖いところ。特に月額1,000円以上のサーバーをレンタルしてしまうと、後で後悔することも。
そんなに大容量は要らないから
レンタルサーバーのプランごとの違いは、
- ストレージ容量
- データベース数
- 登録ドメイン数
- 月間転送量
などがほとんどです。しかし、ほとんどのレンタルサーバーユーザーは、一つのサイト、あっても2、3個のサイトしか運営していないでしょう。
そうしたユーザーにとって、100GB以上の容量や、50個以上のデータベースのプランをサブスクするのは無駄遣いです。
安くても高速表示は可能だから
レンタルサーバーは、プランによってサーバースペックが高いこともあります。ここが他のサブスクと違って、レンタルサーバーを複雑にしています。
しかし、運営しているサイトはそんなに負荷のかかるサイトでしょうか?重いのはWordPressが原因ではないですか?
サイトの表示が重い時、サイト管理者はサーバー側に問題を追求しがちですが、サイトの表示が重い原因は、
- 50%がフロントの問題(CSS、JS)
- 30%がバックエンドプログラムの問題
- 残りがサーバー自身の問題
と言われます。「今のサーバーは重いから、高速サーバーに乗り換えよう」というユーザーほど、無駄なプラグインや、処理の重いプログラムを走らせています。
つまり、技術的な知識があれば、安いサーバーでも高速表示は可能であり、サブスク費用は安くできるのです。
激安レンタルサーバーに不向きなケース
プログラムの知識がない場合
激安レンタルサーバーを快適に動かすには、ある程度プログラムの知識が必要です。
初心者の人がいきなり激安レンタルサーバーに挑もうとすると、かなりの確率で挫折をしてしまうので、「勉強代 + 時間代 = サブスク料金」と思って、素直に初心者向けのレンタルサーバーを選びましょう。
月間100万UUなどの中規模サイト
激安レンタルサーバーは、高負荷に耐えられないことがあるので、月間100万UUを超えるような中規模サイトには不向きです。
安定して運用するなら、月間10万UUくらい、少し冒険して30万UUくらいが目安でしょう。ただし、動的表示をしない、フルHTMLのサイトであれば、CDNを組みわせることで100万UUを捌けることもあります。
大容量コンテンツを保管する場合
激安レンタルサーバーのネックはストレージ容量が少ないことです。ですので、動画や音楽など、サイズの大きいファイルを保存して配信するようなサイトでは、すぐに容量不足になってしまいます。
特に、動画の配信するだけでなく、ユーザーが動画をアップロード可能なサイトは、ユーザーが起因でストレージ容量がMAXになる可能性があることを理解しておきましょう。
月額300円未満のおすすめレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバー(ライトプラン)
¥ 131〜公式サイト
さくらのレンタルサーバー
by さくらインターネット
安心感が抜群の「ハズレない」共有レンタルサーバー
安心感が抜群の「ハズレない」共有レンタルサーバー
安心と安定のさくらインターネットの共有レンタルサーバー。最安値のライトプランなら、PHPの高速化機能がない、MySQLは使えないなどの制限はありますが、月額131円(月額換算。年額払いのみ)から使うことができます。
データベースが不要なHTMLページのホスティングとメールサーバーのみの最低限の使用なら問題なく使えるため、用途に合えばコスパが高いレンタルサーバーです。
ロリポップ!レンタルサーバー(エコノミー、ライトプラン)
¥ 99〜公式サイト
ロリポップ!レンタルサーバー
by GMO ペパボ
エントリーからミドルクラスまで幅広く対応する、高速表示が可能なレンタルサーバー
GMO ペパボが提供する共有レンタルサーバー。共有レンタルサーバーの高速表示にいち早く取り組み、ここ数年で人気が急上昇。月額99円からスタート出来るのも人気の秘訣。
月額99円からと、業界最安値クラスでスタートできるレンタルサーバー。
最安値のエコノミープランではMySQLデータベースが使えませんが、一つ上のライトプランでも月額220円からと300円未満で契約が出来、しかもMySQLデータベースが付属しているためWordPressを利用することも可能です。
初期費用がかかるのがネックで、初期費用無料キャンペーン時に契約するとコスパ最強のレンタルサーバーになります。
コアサーバー(V1・CORE-MINIプラン)
¥ 220〜公式サイト
コアサーバー
by GMOデジロック
コスパ最強の声が多く、新V2プラン追加でハイスペックにも対応した万能レンタルサーバー
GMOデジロックのバリューサーバーが手がける共有レンタルサーバー・コアサーバー。低価格な従来のプランだけでなく、高性能でコスパの高いV2プランもスタートして万全のレンタルサーバーになっています。
価格と性能のバランスがよく、プランの選択肢も広いのがコアサーバー。
かつてはエントリーからミドル向けというイメージのレンタルサーバーでしたが、CPUとメモリの割り当てがある「V2プラン」がスタートしたことによって、大規模サイトでも利用できる守備範囲の広いレンタルサーバーになりました。
V2プランは最安値でも390円からとなってしまいますが、V1プランであれば月額220円から契約が可能です。
この記事で紹介したサブスクサービス
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